アコムとアイフルを比較!どっちから借りる?

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アコムもアイフルもCMなどでおなじみの大手消費者金融ですが、いざ申し込むとなると、「内容まではよく知らない」「どちらを選べばいいのかわからない」という方が多いのではないでしょうか。

当ページではアコムとアイフルが提供しているローンを比較し、申込方法から審査、借り方、返し方などを比較して詳しく解説しています。


もくじ

⇒アコムとアイフル おすすめは?違いは?金利や審査難易度・融資スピードを比較

アコムとアイフル 比較表

まずはアコムアイフルのサービス内容を簡単に比べられるよう、表にしてみました。★マークの項目はこの2社を比較するうえで特にポイントとなりそうな箇所を示しています。

ブランド アコム アイフル
主力商品名 カードローン キャッシングローン
利用限度額 1万円~800万円 1万円~800万円
金利 3.0%~18.0% 3.0%~18.0%
無利息サービス 最大30日間 最大30日間
即日融資 可能 可能
審査時間 ★最短30分 ★最短20分※
WEB完結申込 可能 可能
在籍確認 ★あり ★なし
カードなし契約 可能 可能

※申込状況によっては希望にそえない場合あり。
 

 

アコム、アイフルってどんな会社?

アコムもアイフルも1978年に設立された有名な大手消費者金融ですが、カラーはかなり異なっています。

アコムは業界トップを争う最大手。三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下で、消費者金融としてはMastercard(クレジットカード)を発行できる唯一の業者となっています。

今は珍しくなくなった自動契約機の開発や初めて契約した方を対象とする無利息期間の導入、改正貸金業法の施行前に貸付金利を大幅に下げるなど、他社に先駆けてサービスをスタートさせている例がアコムには多く、文字通り業界のリーダーカンパニー的存在となっています。

一方のアイフルも指折りの大手のひとつ。

アイフルは、他の大手消費者金融が軒並み銀行の関連会社となる中、どの銀行ともグループ関係を結ばないという独自の路線を歩んでいます。

アイフルの本社所在地は京都、子会社にクレジットカード会社のライフカード株式会社などがあります。

アコムのカードローンとアイフルのキャッシングローンを比較

ここからは2社のメイン商品となるアコムの「カードローン」、アイフルの「キャッシングローン」を比較していくことにしましょう。

※アコムの「カードローン」とアイフルの「キャッシングローン」、名称は異なりますが、どちらも一般的には「カードローン」と呼ばれる商品にあたります。

アコムとアイフル スペック比較

アコムの「カードローン」とアイフルの「キャッシングローン」について、スペックを表にしました。見ていただけるとわかる通り、この2つの商品は数字上とてもよく似ています。

商品名 アコム カードローン アイフル キャッシングローン
利用限度額 1万円~800万円 1万円~800万円
貸付利率 3.0%~18.0% 3.0%~18.0%
返済方式 定率リボルビング方式 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
返済期間 最終借入日から最長9年7ヵ月 借入直後最長14年6ヶ月
返済回数 1回~100回 1~151回
使途 自由 不問
担保・保証人 不要 不要
遅延損害金 20.0% 20.0%

 

実はアコムとアイフルに限らず、現在の大手消費者金融のメイン商品はどこもほぼ横並びのスペックになっており、どれを選んでも大きく損をするようなことはありません。

ただ、返済方式や返済期間などには違いが見られますし、それ以外にも会社によってサービス内容に細かな違いがあるため、利用する方の環境によって使いやすさ・使いにくさに関わってくる可能性があります。

 

アコムとアイフルの利用限度額

アコムのカードローン、アイフルのキャッシングローンの利用限度額は全く同じです。

アコム 1万円~800万円
アイフル 1万円~800万円

 

ただし、希望すればどなたでも800万円までの枠がもらえるわけではありません。利用限度額は利用者の返済能力により設定されるのですが、返済能力内に収まっているのかを判断するひとつの基準として「総量規制」が設けられているからです。

※総量規制とは?
年収の3分の1を超える貸付は、返済能力を超えるものとして原則禁止されています。これを「総量規制」といいます。

アコムとアイフルの金利

アコムのカードローン、アイフルのキャッシングローンの金利はどちらも「3.0%~18.0%(実質年率)」と同じですが、特にアコムではもう少し細かく利率が表示されています。

アコム カードローンの貸付利率

アコムのカードローンは契約極度額によって以下のように設定されています。

契約極度額 貸付利率(実質年率)
1万円~99万円 7.7%~18.0%
100万円~300万円 7.7%~15.0%
301万円~500万円 4.7%~7.7%
501万円~800万円 3.0%~4.7%

 

契約極度額が100万円未満の場合には貸付利率が「7.7%~18.0%」と非常に幅広くなっているのですが、実際には7.7%などといった超低金利になることはありません。

特に初めて契約される場合には上限金利である18.0%での契約になると考えましょう。

⇒アコムの金利・無利息サービスについて

 

アイフル キャッシングローンの貸付利率

アイフルのサイトには単に「3.0%~18.0%(実質年率)」という表記しかありませんが、貸金業法では100万円以上となる契約の上限金利は15.0%と定められているため、実際にはそれに沿った金利での融資になります。

ただ、初めての契約の場合には枠が100万円未満になることが多いでしょうから、こちらもアコムと同様に18.0%での融資になると考えられます。

つまり金利面ではアコムもアイフルも優劣はないと言って良いでしょう。

⇒アイフルの金利は引き下げ可能?無利息サービスも解説

 

アコムとアイフルの無利息サービス

アコムもアイフルも、初めて利用する方を対象にした最大30日間の無利息期間が設けられています。

この無利息サービスは例えば期間内に全額返済すれば全くの利息ゼロ円で借りられるなど、特に短期間で返済する方には効果が大きいですし、逆に完済まで長期にわたる方にとっても利息が安くなるお得な内容となっています。

大手消費者金融では取り入れているところも少なくありませんが、それぞれ利用条件に細かな違いがありますので、よく把握して折角なら損のないように申し込みましょう!

アコムの無利息サービス

アコムの無利息サービスは、契約日の翌日から30日間が金利0円適用期間になるというものです。

無利息が適用されるのは、

・アコムでの契約がはじめての方
・(無担保)カードローンを契約された方

で、無利息期間内の追加借入分に対しても利息は発生せず、同様の扱いになります。

なお、無利息期間の開始は「契約日の翌日」で、融資を受けた日ではありませんので、お金が必要になる当日またはできるだけ近い日に契約手続きを取るのがお勧めです。

⇒アコムの金利・無利息サービスについて

 

アイフルの無利息サービス

アイフルの無利息サービスもアコムと同じで、契約日の翌日から30日間が無利息になります。

無利息の適用条件は、

・アイフルでの契約がはじめての方
・(無担保)キャッシングローン、ファーストプレミアム・カードローン、SuLaLiを契約された方

と、こちらも無利息のカードローン商品を利用された方。また無利息期間の開始が契約日の翌日となる点、サービス期間内に追加で借りた場合の扱いもアコムと全く同じです。

⇒アイフルの金利は引き下げ可能?無利息サービスも解説

 

大手消費者金融の無利息サービスについて

無利息サービスは他の大手消費者金融でも取り入れていますが、内容には若干の違いがあります。大手各社の無利息サービスを比較すると次のようになっています。

消費者金融 無利息サービスの内容
アコム 契約日の翌日から30日間
アイフル 契約日の翌日から30日間
プロミス 初回出金(借入)の翌日から30日間
レイク 「契約日の翌日から60日間(全額が対象)」「契約日の翌日から180日間(借入額のうち5万円が対象)」を選択できる
SMBCモビット なし

 

プロミスは契約日の翌日ではなく実際の借入日からの適用になるため、アコム、アイフルよりも若干お得。

また、レイクもよりお得な内容になっているので、ぜひよく比較検討してみてください。

アイフルは在籍確認なし!

アイフルの審査スピードの早さには、アイフルが電話による在籍確認を行っていないことも関係していると考えられます。

職場に電話がかかってくる「在籍確認」がイヤだ、なければ有り難いのにという方は少なくないでしょうが、アイフルの公式サイトのトップページにはこのように記載されています。

「原則として、お申込の際に自宅・勤務先へのご連絡は行っておりません。」

一方でアコムは原則として職場への在籍確認を行っていますので、在籍確認を避けたい方はアイフルを選んだほうが良いでしょう。

アコムの在籍確認

在籍確認の電話は担当者の個人名でかけられ、社名や消費者金融であることを本人以外に伝えることはないため、プライバシーはしっかりと守られます。

ただ、アコムのサイトには「個別事情などにより、ご心配な点やご不安な点がございましたら、 アコムコールセンターまでご相談ください。」との記載もありますので、個人宛の電話を取り次いでもらえないなどの事情がある場合には、そちらへ問合せてみてください。

アコム コールセンター
 0120-07-1000
 受付時間:平日 9:00~18:00

アコムとアイフルの即日融資のタイムリミット

お金を借りるには登録した金融機関に振込融資をしてもらう方法と、発行したカードでATMからお金を引き出す方法の2通りがあります。

その前に契約を完了させる必要がありますので、まずは即日回答をもらえる時間内に申し込み、契約を完了させてしまいましょう。

即日の回答を希望する場合には、以下の時間までに申し込んでください。時間外に申し込んだ場合には回答が翌営業日になります。

【アコム】

申込方法 即日回答可能時間
インターネット 0:00~21:00
自動契約機 9:00~21:00
電話 0:00~18:00
店頭 平日 9:00~18:00

 
 

【アイフル】

申込方法 即日回答可能時間
申込方法 即日回答可能時間
インターネット・アプリ 0:00~21:00
無人契約ルーム 9:00~21:00
電話 9:00~18:00

 

※振込融資の場合、振込が実施される時間帯は振込先となる金融機関によって異なる点に注意が必要です。

郵送物はアコムもアイフルも回避可能!

「家族に内緒で申し込んだのに、家に契約書類が送られてきてバレてしまった……」というのはよくある話。契約するなら郵便物が送られてこないところで、と考えている方も少なくないことでしょう。

実はアコムもアイフルも、郵送物なしで契約することが可能です。

アコムからの郵送物をなしにする方法

申し込みはインターネットで行い、本人確認書類をスマホアプリで提出します。その後、契約手続きする際にカード受け取り方法で「カード不要」を選択すると、郵送物をなしにすることができます。

アイフルからの郵送物をなしにする方法

カードの代わりにスマホアプリを使ってATMから借入・返済ができる「スマホローン」に申し込んでください。

申し込みから本人確認、契約、借入までスマホひとつで完結しますので、当然郵便物が送られてくるようなこともありません。

申込時に提出する必要書類

消費者金融との契約には本人確認書類の提出が必要で、場合によっては本人確認書類を補足する書類、収入を証明する書類の提出も求められます。

どういった書類が何点必要なのかは、提出方法など条件によって異なっているので、ご自身の都合の良い方法を選んでください。

ここでは提出書類の概要と、本人確認書類、補足書類、収入証明書類にはどのようなものを用意すればよいのかをご紹介していきましょう。

本人確認書類

本人確認書類としては運転免許証(運転経歴証明書)を用意するのがベストで、個人番号カード(マイナンバーカード)のように顔写真付きの書類も良いとされています。

またアコムでは保険証やパスポート、アイフルでは住民基本台帳カード、外国籍の方なら特別永住者証明書、在留カードでもOKとしています。

このほかの書類でも良いケースがありますので、詳しくは電話等でお問い合わせください。

アコムの場合

スマホアプリから、もしくは店舗(有人店舗・自動契約機「むじんくん」)で提出する場合には本人確認書類を1点。Web(アップロード)、FAX、郵送で提出する場合には2点を用意してください。

2点必要なのに1点しか用意できない場合、もしくは店舗で保険証を本人確認書類として提出する場合には、併せて補足書類の提出も必要になります。

アイフルの場合

スマホアプリからの場合には本人確認書類1点と本人の顔写真を用意してください。またWEBで提出する場合には本人確認書類を2点、もしくは本人確認書類1点と補足書類1点が必要となります。

なお、アイフルでは銀行口座で本人確認を行うことも可能となっています。こちらは本人名義の銀行口座があればOK。本人確認書類の提出は必要ありません。

補足書類

本人確認書類が2点必要なのに1点しか用意できない場合や本人確認書類に記載されている住所が現住所と異なっている場合など、補足書類も併せて提出しなければならないケースがあります。

補足書類としては下記のようなものを用意してください。いずれも発行日より6ヶ月以内のものに限ります。

・公共料金(電気・ガス・水道・NHK・固定電話)の領収書
・(アコム)住民票の写し
・(アイフル)国税・地方税の領収書
・(アイフル)納税証明書

収入証明書類

以下に該当する場合には、収入証明書類の提出が必要になります。

・アコム、またはアイフルで50万円を超える契約を結ぶ場合
・契約する利用限度額と他社の借入残高の合計額が100万円を超える場合
・その他、提出を求められた場合

収入証明書類としては、以下の書類のいずれかを用意してください。

・源泉徴収票
・給与明細書
・市民税・県民税額決定通知書
・所得(課税)証明書
・確定申告書・青色申告書・収支内訳書
・(アイフル)年金証書・年金通知書
・(アイフル)支払調書

アコムとアイフルの審査は?成約率を比較

各消費者金融とも審査基準はオープンにしていないため、難易度を直接比較することはできません。ただ、申し込んだ方がどの程度の確率で契約に至っているのかがわかれば、ある程度の審査難易度が推し量れる可能性があります。

アコム、アイフルは新規成約率を公表していますので、これを比較してみましょう。

アコム、アイフルの2021年4月~11月の新規成約率は以下のようになっています。

アコム アイフル
2021年4月 41.2% 37.5%
2021年5月 42.6% 37.0%
2021年6月 42.4% 35.8%
2021年7月 41.5% 34.8%
2021年8月 42.6% 33.0%
2021年9月 41.9% 33.9%
2021年10月 41.5% 31.1%
2021年11月 44.3% 32.0%

 

<参考>
アコム「マンスリーレポート 2022年3月期(下期・上期)」
アイフル「月次データ 2022年3月期」

アコム、アイフルともに月によってややばらつきは見られるものの、この期間の全ての月でアコムの新規成約率が高くなっていることがわかります。

つまりデータ上ではアコムのほうがアイフルより審査に通りやすいと言えるでしょう。

同じ方が同じ時期に両方申し込んでの結果ではありませんので一概に「アコムの方が審査が甘い」とは言えませんが、申込の際、このデータを考慮に入れておきましょう。

 

アコムとアイフルの借入方法を比較

アコムもアイフルも、契約完了後は決められた枠内であれば自由なタイミングでお金を借りられるようになります。

またカードを発行しておくと、アコムやアイフルの自社ATMだけでなく、提携している銀行やコンビニに設置されてたATMなどで借りたり返したりが自由にできるようにもなります。

※アコム、アイフル契約者が利用可能なATMは当記事の終盤に記載しています。

選べる借入方法

アコム、アイフルともに振込融資、カードやアプリを使ってのATMからの出金に対応していますが、借入の申込方法が下記のように若干異なっています。

【アコム】
・電話(プッシュホンサービスまたはオペレーター対応)で振込を依頼する
・パソコン・スマートフォン(WEB・アプリ)で振込を依頼する
・カードを使ってATMで出金する
・アプリを使ってセブン銀行ATMで出金する
・店頭窓口で現金を受け取る

【アイフル】
・電話(オペレーター対応)で振込を依頼する
・パソコン・スマートフォン(WEB・アプリ)で振込を依頼する
・カードを使ってATMで出金する
・アプリを使ってセブン銀行ATM、ローソン銀行で出金する

振込融資はどちらも可能ですが、振込実施までの時間にやや差があります。こちらについては後述します。

振込融資の場合

アコムもアイフルも金融機関によってほぼリアルタイムの振込融資に対応しています。

対応している金融機関の数自体はアイフルの方が多いのですが、数よりも自分が利用したい銀行がリアルタイムでの振込に対応しているのか、していない時間帯があれば着金時間がいつになるのかが重要ですので、事前にしっかり確認するようにしてください。

アコム

アコムは公式サイトの会員専用ページやアプリ、電話で振込融資の手続きが取れます。電話での振込依頼は入金までにタイムラグがありますし、公式サイト等で申し込む場合も振込先の金融機関がどこになるかによって着金時間が異なりますので注意しましょう。

振込先が楽天銀行なら365日いつでも(1日20分程度のメンテナンス時間を除く)手続きから最短1分で振込完了となります。また、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行も最短1分での振込融資に対応している時間帯が長いので、スムーズな利用が期待できます。

アイフル

アイフルは電話とパソコン、スマホ(公式サイトの会員専用ページまたはアプリ)での振込手続きに対応していますが、電話は受付時間が短いため、WEBやアプリからの申し込みがお勧めです。

アイフルは都市銀行や地方銀行をはじめとした全国約1,200の金融機関がリアルタイム融資に対応しています。対応している金融機関宛、時間帯であれば、曜日や祝日問わず手続き後すぐに振り込まれますので、夜間や休日にお金が必要となるケースが多い方にはとても便利でしょう。

ATMで出金する場合

アコムでもアイフルでもカードを作成しておけば、自社で用意しているATMの他、銀行やコンビニなどに設置されている提携ATMから出金が可能になります。

提携ATMで借入できる時間帯は、設置先の店舗などの営業時間によりますので、ここではアコム、アイフルの自社ATMについてご紹介します。

なお、カードがなくてもアプリを使ってセブン銀行で(アイフルならローソン銀行でも)出金・入金が可能です。消費者金融のカードを持ち歩くのは抵抗があるという方にはもってこいのサービスだと言えるでしょう。

アコム

アコムのATMは全国に897ヶ所(2021年3月現在)あるアコム店舗、自動契約機コーナー内に設置されています。

メンテナンス時間(月曜日 午前1:00~5:00)以外はいつでも24時間稼働していますし、どの時間帯でも手数料無料で利用可能です。

アイフル

アイフルの自社ATMは全国に441台(2019年9月現在)設置されています。

アイフルATMも手数料無料で利用できますが、稼働時間は7:00~23:00(※7)と限定されているのが残念なところです。

(※7)9:00~21:00のところもあるなど、店舗により稼働時間が異なります。

アコムとアイフルの返済方法を比較

快適な利用のためにぜひ押さえておきたいのが、返済方法についてです。アコムやアイフルにはどのような返済方法があるのか、また返済日や返済金額はどのように決定されるのか、返済に遅れそうなときの対応はどうなっているのかなどに関してもしっかり比較するようにしましょう。

返済方法いろいろ

大手消費者金融は様々な返済方法に対応していますが、アコムもアイフルもその例に漏れません。

返済方法 アコム アイフル
口座振替(自動引落)
銀行振込
インターネット(ペイジー) ×
店頭窓口 ×2022年1月現在
コンビニ ×
自社ATM / 提携ATM ○/○ ○/○
スマホATM取引

 

アコム、アイフルともに口座振替(自動引落)での返済に対応しています。手数料がかかりませんので、これが基本の返済方法になるでしょう。

カードありの契約をした方はATMからの返済も可能です。特に自社ATMなら手数料無料で返済できますので、お近くに設置のある方はぜひ検討してみましょう。

また、アコムもアイフルもスマホアプリを使ってのATM返済が利用できます。アコムはセブン銀行ATMのみの対応ですが、アイフルはセブン銀行ATMとローソン銀行ATMの両方に対応しています。

アコムの返済方法

アコムへの返済方法は、口座振替(自動引落)、銀行振込、インターネット(Pay-easy=ペイジー)、店頭窓口での現金払い、自社・提携ATMからの入金、スマホアプリを使ってのATM入金と、非常に多彩です。

アイフルと異なり実店舗での直接の返済も可能です。返済しながら今後の利用の相談もしたいという方には便利です。

アイフルの返済方法

アイフルのアコムとの大きな違いはコンビニでの返済ができることと、アプリでのATM返済がセブン銀行だけでなくローソン銀行ATMでも利用可能な点でしょう。

2022年2月現在、現在アイフルは実店舗を閉鎖しているため、アコムのように対面で相談しながらの返済はできません。ただLINEやWEBでのチャットサービスを行っているので、少しでも不安のある方はそういったサービスを活用してみてください。

アコムとアイフルの返済日

返済日はアコムのカードローンもアイフルのキャッシングローンも「毎月1回(約定日制)」と「35日ごと(サイクル制)」のどちらかを選ぶことができます。

約定日制を選んだ場合

約定日制を選ぶと毎月1回同じ日が返済期日となり、その日までに返済していく形となります。

アコムもアイフルも基本的には利用者側で返済期日となる日(毎月同じ日)を選択することができます。都合の良い日を選べば良いので、給料日の数日後くらいを指定しておけば無理が生じにくくなり、安心です。

ただしアコムに自動引落で返済していく場合のみ、毎月6日が固定の引落日になります。引落が6日では都合が悪いというのであれば、アコムを避けるか自動引落以外の方法を選択しなければなりません。

サイクル制を選んだ場合

アコムもアイフルも、35日ごとのサイクル制を選ぶことが可能です。

35日ごとのサイクル制とは、返済した翌日の35日後が次の返済期日になるというもの。例えば9月1日に返済したとすれば、次は10月6日が返済期日になるといった具合です。

約定日制と違い、ずっと返済期日に支払っていくとどんどん日付が後ろにズレていく形になるので、なんとなくわかりにくく感じる方も少なくないでしょう。ですが、期日より前に支払っても全く問題はないので、サイクル制を選んだうえで毎月同日に返済していくのもひとつの方法です。

この場合、常に期日から数日余して返済していく格好になりますので、万が一その日にうっかり入金を忘れていても、翌日すぐに対処すれば滞納になりません。

アコムとアイフルの月々の返済額

月々の返済額は、アコムのカードローンでは「定率リボルビング方式」、アイフルのキャッシングローンでは「借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式」によって決定されます。

アコムの返済額

アコムのカードローンでは「定率リボルビング方式」が採用されています。リボルビング方式ですので基本的に毎月の返済額は一定と考えて良いのですが、借入残高に「一定の割合」を掛け、千円未満の端数を切り上げた金額が月々の返済最少金額になります。

「一定の割合」とは利用者の契約極度額に応じて、以下のように決められています。

契約極度額 一定の割合
30万円以下 借入金額の4.2%以上
30万円超~100万円以下 借入金額の3.0%以上
100万円超 借入金額の3.0%以上
借入金額の2.5%以上
借入金額の2.0%以上
借入金額の1.5%以上

 

例えば契約極度額が50万円の方であれば、一定の割合は3.0%。もしこの方が18万円を借りたとすれば、月々の最少返済額は次のようにして求められます。

18万円×3.0%=5,400円 → 端数の400円を切り上げて【6,000円】

つまりこのケースでは月々6,000円以上を返済していけば良いことになります。この金額は返済が進んで残高が減っても変わらず(※8)、また追加融資を受けたタイミングで金額が見直されることになります。

例えば上記のケースで15万円を返済し、残高が3万円になった段階で20万円の追加融資を受け、残高が23万円になったとすると、

23万円×3.0%=6,900円 → 端数の900円を切り上げて【7,000円】

となり、月々の返済額は6,000円から7,000円へと増える形になります。

(※8)通常は残高が減っても月々の返済額に増減はありませんが、会員専用ページやアコムATM、電話による申し込みで金額を変更することが可能です。もし残高が12万円になったタイミングで変更手続きを取れば、

12万円×3.0%=3,600円 → 端数の600円を切り上げて【4,000円】

と、月々4,000円の支払いに減額できるわけです。

月々の返済の負担が厳しい方にはありがたいサービスではあるのですが、月々の返済額を減らせばそれだけ完済までに長い期間を要すことになり、支払利息も増える結果になりますので、減額は慎重に検討するようにしましょう。

アイフルの返済額

アイフルの「借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式」も新たな融資のタイミングで月々の返済額が見直される形のリボルビング方式(月々の返済額が一定)である点は同じです。

ただし最少金額は以下のように設定されていますので、計算する必要はありません。

借入直後残高 サイクル制 約定日制
1円~100,000円 5,000円 4,000円
100,001円~200,000円 9,000円 8,000円
200,001円~300,000円 13,000円 11,000円
300,001円~400,000円 13,000円 11,000円
400,001円~500,000円 15,000円 13,000円
500,001円~600,000円 18,000円 16,000円
600,001円~700,000円 21,000円 18,000円
700,001円~800,000円 24,000円 21,000円
800,001円~900,000円 27,000円 23,000円
900,001円~1,000,000円 30,000円 26,000円
1,000,001円~3,000,000円 10万円ごとに1,000円ずつ増加
3,000,001円~3,100,000円 51,000円 47,000円
3,100,001円~4,900,000円 10万円ごとに1,000円ずつ増加
4,900,001円~5,000,000円 70,000円 66,000円
5,000,001円~7,900,000円 10万円ごとに1,000円ずつ増加
7,900,001円~8,000,000円 100,000円 96,000円

 

このように、アイフルはサイクル制を選ぶか約定日制を選ぶかで最少金額が異なっています。

アコムも契約極度額がいくらになるかで最少返済額が違ってくるため、契約前にどちらの最少額が小さな額になるのかを比較するのは難しいのですが、選択の際の参考にしてください。

返済日を知らせるメールサービス

アコムもアイフルも、返済期日を知らせてくれるメールサービスを行っています。

アコムのeメールサービスは支払期日の3日前と当日に、アイフルのaiメールサービスは3日前に返済日を知らせるメール配信サービスです。返済日をうっかりしそうで不安という方は、ぜひ利用しましょう。

返済が間に合わないときは

返済を続けているうちに「今月はどうしても厳しい、少し減額してほしい」「返済を少し待ってほしい」ということもあるでしょう。そういう場合には必ず事前に連絡を入れてください。黙って延滞するのだけはいけません。

「電話したら怖い人にいきなり怒鳴られるのでは?」「家に押しかけて来られるのでは?」と思ってしまう方もいるかもしれませんが、アコムもアイフルも接客には定評がありますので、安心して連絡を入れてください。

また、アコムもアイフルも事前や数日の遅れ程度なら、会員用ページで支払日を登録できるサービスを設けています。スタッフと直接コンタクトを取る必要はありませんので、いざというときにも安心です。

アコム

【返済期日から遅れる/返済期日が過ぎてしまった場合】
以下のどちらかの方法で返済日を登録することが可能です。

・「アコムプッシュホンサービス24(音声自動応答)」に電話し、音声ガイダンスに従って返済日を登録します。

電話番号:0120-134-567
対応時間:24時間
※後からスタッフより確認の連絡がある場合もあります。

・会員専用ページの「お知らせ一覧」から「お支払期日について」を選択し、返済日を登録します。

【返済を少し待って欲しい場合】
「アコム総合カードローンデスク」に電話して相談してください。

電話番号:0120-629-215
対応時間:平日 9:00~18:00

【返済金額を減額して欲しい場合】
アコムは相談次第で一時的な減額に応じてもらえます。上記の「アコム総合カードローンデスク」に電話し、お問い合わせください。

アイフル

【返済が遅れそうな場合】
以下のどちらかの方法で手続きを行います。

・会員専用ダイヤルに電話し、音声ガイダンスに従って入力してください。
電話番号:0120-109-437
対応時間:平日 9:00~18:00

・会員専用ページ内の「返済期日の変更(猶予)」で手続きします。

【返済金額を減額して欲しい場合】
一時的に元金分を保留し、当日までの「利息+その他費用」を返済することが可能です。その他費用とは提携先ATM手数料等です。金額は会員専用ページで確認できます。

【まとめ】アコムとアイフルはどちらがお勧め?

アコムもアイフルも人気の高い大手消費者金融だけあって、サービス内容は充実しています。が、細かな点で違いもあるため、どちらがよりご自身に合っているのか、ぜひしっかりチェックしてみてください。

アコムとアイフルの共通点とメリット

・申込条件はほぼ同じ
・金利、利用限度額も同じ
・初回の無利息期間も同じ(最長30日間)
・即日融資が可能
・WEB完結が可能
・カードレス契約が可能
・カードレス契約なら契約書類の自宅への郵送物なし
・即日振込融資に対応している金融機関が多い
・スマホアプリでATMが使える
・返済日は約定日制と35日サイクル制が選べる
・返済に遅れるとき、自分で返済日を登録できる(スタッフとのコンタクトなし!)

アコムの方がすぐれている点

・成約率が高い
・対面または郵送での申し込みが可能
・電話対応時間が長い
・ペイジーを利用したインターネット返済が可能
・自社ATMは24時間稼働
・銀行の提携ATMが多い
・クレジットカードの発行が可能

アイフルの方がすぐれている点

・融資まで非常にスピーディー
・原則として在籍確認がない
・スマホATMがセブン銀行ATM以外にローソン銀行ATMも使える
・自動引落による返済でも自分の都合の良い日を設定できる
・上位のカードローンや女性向けカードローンを扱っている
・銀行ローン、ショッピングローンもまとめられるローンを扱っている
・法人向けビジネスローンを扱っている
・不動産担保ローンも扱っている

カードローン、キャッシングローンのスペックは、アコムもアイフルもほぼ同じですので、申し込み前に気になる点としては、

・アコムの方が成約率が高い
・アイフルの方が契約、融資までにかかる時間が短い
・アイフルには在籍確認がない

などが挙げられるのではないでしょうか。

また、条件次第ではアイフルの場合、ファーストプレミアムカードローンSuLaLi、アコムの場合はACマスターカードに申し込むという選択肢もあるでしょう。

いずれにしてもご自身の環境や考え方に合う内容であるかが重要です。アコム、アイフルのそれぞれの商品内容をしっかりチェックしたうえで申し込むようにしてください。

 


 
 
     

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