キャバ嬢・ホステス等はSMBCモビットで借りられない?

キャバ嬢、ホステス等の水商売の場合、消費者金融からお金を借りにくいというイメージが強いですが、水商売の方でもSMBCモビットからお金を借りることは可能です。
ここでは、キャバ嬢・ホステスがお金を借りにくいと言われている理由や、SMBCモビットの審査に通過するためのコツを、モビットコールセンターへ電話で確認した内容に基づき解説します。

キャバ嬢・ホステス等でもSMBCモビットで借りられる?
SMBCモビットでは、審査の際に勤務先について確認します。
そのため、審査に職種は無関係とは言えないのですが、「キャバ嬢だから申込不可」「ホステスだからダメ」などというように、最初から職種だけで判断されることはありません。
SMBCモビットの審査で最も重要なのは「貸したお金をきちんと返してくれる人かどうか」という点だからです。
正社員で安定していても延滞歴がある場合は信用性が下がってしまいますし、高収入だとしても他社からの借入額が多ければ返済能力の点で不安ですね。
しかしキャバ嬢でも、他社からの借り入れがなく、勤続年数が長く月々安定した収入があることがわかれば、安心してお金を貸すことができるでしょう。
ですから、キャバ嬢やホステスなどの水商売の方でも、以下の3点に問題がなければSMBCモビットからお金を借りることはそれほど難しいことではないはずです。
・申込条件をクリアしている
・個人信用情報に問題がない
・安定した収入がある
キャバ嬢・ホステスに限らず、SMBCモビットからお金を借りにくい人は以下のような要素を持っている方です。
・他社からの借入額が多い
・過去に延滞したことがある
・債務整理などをしたことがある
・本人に安定した収入がない
・申込書に虚偽の申告がある
SMBCモビットに実際に聞いてみた
SMBCモビットのコールセンターへ実際に電話をかけて、キャバ嬢やホステスでも借りることができるのか聞いてみました。
回答「毎月お仕事をしていて安定した収入がある方であれば、お申込みは可能となっています。毎月安定した収入があるということが条件になりますので、ご職業や職種などによってお断りすることはございません」
質問「収入が不安定なのですが大丈夫でしょうか?」
回答「不安定というのは、全く働かない月やお給料が発生しない月があるということでしょうか?」
質問「いいえ、お給料は毎月発生してますが、その月によって変動しています」
回答「変動していても、毎月必ずお給料が発生しているのであればお申込みは可能です」
質問「コロナなどの感染症の影響で審査が厳しくなるということはありますか?感染症拡大防止対策のため時短営業などで一時的にお給料が減ってしまったこともあったので、そういう場合は状況が落ち着いてから申し込んだ方が審査に通りやすいのでしょうか?」
回答「いいえ、コロナも含め感染症などの影響で新たな審査基準を設けるということは行っていません。どのような状況でも基本的には同じ審査基準で行っているため、タイミングによって審査に通りやすくなったり、通りにくくなるということはございません」
このように、水商売でも毎月安定したお給料があれば申し込むことが可能のようです。
また、コロナのように感染症等により仕事に影響があり、収入が不安定になったとしても、審査基準は常に一定のようなので、いつでも安心して申し込むことができますね。
SMBCモビットはWEBから24時間365日申込が可能なので、例えばお昼の仕事と夜の仕事を掛け持ちしている忙しい方でも、空き時間を見つけて申し込むことは十分可能でしょう。
また、SMBCモビットの場合、契約後は夜中でもスマホから気軽に振込キャッシング(振込手数料無料)を利用できるので便利です。
キャバ嬢・ホステス等がお金を借りにくいと言われる理由
キャバ嬢やホステスでもSMBCモビットの利用は可能なのですが、では、なぜキャバ嬢やホステスには、「お金が借りにくい」というイメージがついているのでしょう?
実は水商売には、他のアルバイトやパートなどよりも審査に不利になる要素がいくつかあるのです。
水商売の方全員に当てはまるわけではないのですが、不利になる要素を持っている方が多いため、一般的に「お金を借りにくい」というイメージがついてしまっています。
ここでは、不利になる要素について解説します。
キャバ嬢・ホステスは収入が不安定
キャバ嬢やホステスは以下のような理由から収入が不安定になりやすいと言われています。
・ノルマ達成できないと減給
・お店での人気によって収入増減
・景気に左右されやすい業種(売り上げにより収入増減)
・体調を崩しやすい(仕事を休むとその分減給)
では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
雇用形態や働き方によって収入が変動
キャバ嬢やホステスは働いている店によって、以下のように雇用形態も変わってきます。
・派遣(時給制)
・個人事業主(完全歩合制・成果次第で収入が変動)
アルバイトや個人事業主として働いている場合は、歩合制(アルバイトの場合は一部歩合制)になるため、成果によって収入が大きく変動しますね。
働く日数が多く、同伴やアフターなどを頻繁に行い、お客からの人気も高ければ、収入もどんどん上がっていきますが、逆に働く日数が少なく、あまり人気がなく指名も少ない場合は、収入は下がってしまうでしょう。
派遣の場合は時給制なので、働いた時間によって毎月決まった収入が得られる仕組みとはなりますが、働く日数によって月の収入は変動するでしょう。
人によっては週に1日~2日だけ働くという方もいるため、派遣として働きだして間もない場合は今後どれくらいのペースで働いて、どれくらいの年収が得られるのか予想しにくくなりますね。
このようにキャバ嬢やホステスの年収は、雇用形態により変わってきますし、個人個人の成果や勤務時間によっても変動してくるため、公務員や正社員に比べると「収入が不安定」と言わざるを得ないのです。
ノルマを達成できないと減給
キャバクラや高級クラブでは、「週に〇回以上同伴」「〇人以上の指名を受ける」「今月〇万円達成」「ボトル〇本入れてもらう」などのノルマを設けている場合が多くなります。
このノルマを達成できないと、ペナルティとして減給されることも珍しくありません。
つまり、他のアルバイトなどよりも時給が高くても、ノルマが達成できるか否かによって給料が増減してしまうのです。
ノルマが達成できるかどうかはその月になってみないとわからないため、毎月決まった収入を得るのは難しいですね。
人気は長く続かない
夜のお店で人気を得るのは簡単ではありませんね。
気遣いができ、お客の希望を先読みして行動するなど、機転の良さも必要ですし、聞き上手でありながらもどんな話にも対応できるよう、ある程度の教養も必要です。
さらに容姿端麗で愛嬌がいいと、より人気も高くなるでしょう。
人気が高くノルマも達成できる場合は収入は上がっていきます。
しかし人気を獲得してもそれを維持するのはもっと大変です。
人気がありすぎて指名できないからと離れていくお客さんもいるでしょう。
新しく入ったキャストやホステスにお客を取られたり、お客さんが他の女の子へ目移りする場合もあります。
夜のお店で人気を維持するためには、自分自身にも磨きをかける必要がありますし、常にお客に喜ばれるよう努力をし続けなければならないのです。
このような努力を10年も20年も行い、ナンバー1を維持することは、年齢や体力、精神面から考えても難しいでしょう。
申し込み時点で、人気ナンバー1で年収が高く安定しているように見えていても、来年はどうなるかはわかりませんし、人気が落ちると急激に収入が減ってしまう可能性も秘めているため、やはり「不安定な収入」と思われてしまう部分があります。
景気に左右されやすい業種
キャバクラやクラブ等の飲食業は、景気に左右されやすい業種と言われています。
不景気によりお店の経営状態が危うくなったり、閉店してしまうと、長く働く意思があったとしても収入は突然なくなってしまいますね。
また感染症などが流行すると、その影響で休業や時短営業を強いられることもあるでしょう。
そうなると働きたくても働けない状態が続いてしまいます。
このように、働く本人の意志だけではなく、世の中の景気やお店の状態によっても収入が変動する可能性がある業種になるため、公務員などと比べると不安定な職業だと思われてしまうのです。
体調を崩しやすい
アルバイトや個人事業主として働いているキャバ嬢やホステスの場合、お仕事を休んだらその分給料は減ってしまいます。
休むとお給料がなくなるという点だけで考えると、他のアルバイトや個人事業主と変わりませんが、キャバ嬢やホステスの場合、飲酒や昼夜逆転の生活によって体調を崩したり、健康を害する方も多いため、体調不良によって突然働けなくなって収入が0になってしまうかもしれないというリスクが他のアルバイトよりも高いと言えるでしょう。
キャバ嬢・ホステスは離職率が高く勤続年数が短い
キャバ嬢やホステスを始めても、以下のような様々な理由から短期間でやめる方が多いと言われています。
・飲酒、昼夜逆転生活等で体調を崩す
・仕事がきつい、合わない
・客層が悪い
・店主と相性が合わない
・収入をもっと上げるため、働く店を変える
・昼の仕事や勉強との両立が難しくなる
もちろん、他の業種でも同じような理由で辞める方はいるとは思いますが、水商売の方の方が上記のような理由で離職してしまうケースが多いと言われています。
また、長期間働いていたとしても、何歳になっても続けられるような仕事ではないため、ある程度の年齢になったらやめてしまう方も多いですね。
そのため、他の業種よりも水商売は「離職率が高い」というイメージが強いのです。
ですから数か月働いていても「すぐやめて、収入が0になるかもしれない」と疑われやすいのです。
収入が高くても出費も多い
キャバ嬢・ホステスは人気商売になるため、常に自分磨きが必要になります。その為、別の仕事をしている方よりも、以下のような出費が多いと言われています。
・美容院代(毎回の髪のセットなど)
・お店で着るドレスや着物代
・身に着けるアクセサリー代
・コスメ、ネイル、まつエクなどの美容代
・エステ代
など
さらに指名してくれるお客へのプレゼントを購入したり、お中元・お歳暮などを用意する場合もあるかもしれませんね。
収入が高くて安定していたとしてもキャバ嬢やホステスのように出ていくお金も多い方の場合、SMBCモビットへ申込をしても「様々な出費により返済に充てられるお金がなくなるのでは?」と疑われ、審査に影響を及ぼすことも考えられます。
在籍確認がとりにくい
SMBCモビットへ申込をすると、勤務先への在籍確認が行われますが、他の仕事と異なり、水商売の場合在籍確認がとりにくい理由があります。
理由その1.お店では源氏名で通っているため
お店では源氏名で呼ばれていて、一緒に働いている人も本名を知らないというケースも多いですね。
しかし在籍確認は、本名で行われます。
その為、「〇〇さんはいますか?」と聞かれても、電話に出た方が本名を知らなければ「そのような者はおりません」と言われて確認が取れなくなってしまうことがあるのです。
理由その2.店名と会社名が異なる
キャバクラやクラブの場合、お店の名前と、実際に給料を支払っている運営会社が異なる場合があります。
運営会社名は給与明細書などを見ればわかるのですが、働いている方でも運営会社の名前を知らなかったり、忘れてしまっている方も多いようです。
しかしSMBCモビットの申込時には、勤務先の欄に店名ではなく運営会社名を記入します。
その為SMBCモビットが在籍確認の電話をする際も、店名ではなく「〇〇会社ですか?」と運営会社名で確認してくることになるのですが、電話を受けた方が運営会社名を頭に入れていないと「いいえ違います」と答えてしまうかもしれません。
これでは在籍確認が取れませんね。
理由その3.営業時間が夜間
キャバクラやクラブの営業時間は19時~2時位までというところが多いですね。
しかしお店によっては21時や22時~営業開始という場合もあります。
一方、SMBCモビットの営業時間は9時~21時までとなっています。
もし19時~の営業なのであれば、19時~21時の間に在籍確認をしてもらえればいいのですが、21時以降の営業の場合、SMBCモビットの営業時間を過ぎてしまうため、在籍確認の電話ができません。
このような理由から水商売の場合、在籍確認がネックとなることが多いのです。
しかし、審査に通過するために重要な作業となるため、在籍確認をどうクリアするかがカギとなります。
キャバ嬢・ホステスがSMBCモビットの審査に通るためのコツ
キャバ嬢やホステスはSMBCモビットからお金を借りることはできるものの、水商売だからこそ審査に通りにくくなる要素があることをお伝えしました。
では、審査にスムーズに通過するためにはどうすればいいのでしょう?
ここではSMBCモビットの審査に通過するためのコツについてご紹介します。
収入証明書類を準備
SMBCモビットへの申込時、収入証明書の提出は必須ではありません。
申込内容や審査状況に応じて、必要があれば個別に提出を依頼されることになります。
たいていは以下の場合に収入証明書類の提出を依頼されるでしょう。
・他社からの借り入れ額とSMBCモビットとの契約額を合計すると100万円を超える場合
ただし、水商売で収入の安定性が確認できない場合は、少額の借入希望でも収入証明書類の提出を依頼されることもあります。
その為、可能であれば以下のような収入証明書を準備しておくことをお勧めします。
・給与明細書(直近2か月分)
・確定申告書
・所得証明書
・住民税決定通知書
・課税証明書
など
また依頼されなくても、申込の際に自らSMBCモビットに提出するという方法もあります。
審査の際に担当者が「少額の借り入れで、収入証明書を提出してもらうほどではないけれど、収入の面で気になる点がある」と感じた場合でも、あらかじめ受け取っていた収入証明書があれば確認が取れるため、スムーズに審査を進めることができますね。
なるべくスピーディーに審査を終わらせたい場合は、提出してみるといいでしょう。
確定申告してなくても大丈夫?
水商売の場合、収入証明書が必要となることも多いようですが、実際、収入証明書として提出できるようなものを持っていない方も多いのではないでしょうか?
個人事業主なのに確定申告をしていなかったり、お給料は現金手渡しで給与明細書をもらっていないという方も実際にはいるようです。
しかし収入証明書を準備できないからと言って、SMBCモビットへの申込を諦める必要はありません。
実際、モビットコールセンターへも確認したところ、以下のような回答をいただきました。
回答「申込内容や審査状況によっては収入証明書をご提出いただかなくても審査を進められる場合がございます。ただ審査次第となりますので、必要となった場合にご提出いただけないと、審査はそこでストップとなります」
SMBCモビットの場合、特に問題がなければ、確定申告をしていなくても、収入証明書類を用意できなくても問題なく審査が進むケースもあるようですね。
収入証明書が必要かどうかは審査次第となるため、申し込んでみないことにはわからないのですが、可能な限り希望借入額を少なめにして、他社の借り入れがある場合は合計が100万円を超えないよう注意して申し込んでみるといいでしょう。
しかし収入が「給与」ではなく「報酬」となっている場合、個人事業主として確定申告を行う必要があるので、自分の雇用形態を把握し必要な手続きは行っておくことをお勧めします。
借入希望額は少なめに
SMBCモビットを提供している三井住友カードは貸金業者になるため、総量規制の対象となります。
⇒SMBCモビットは総量規制の対象?年金受給者・専業主婦・無職は不可?
総量規制では、年収の3分の1を超えた借入を禁止しているため、借入希望額は他社からの借り入れも含めて年収の3分の1以内に抑えなければなりません。
また、前年の年収が高くても、今後低くなることも想定したうえで考えることが大切です。
可能であれば、50万円以下の借入希望額にすることをお勧めします。
少額の希望の場合は、収入証明書の提出が不要となるケースも多く、審査通過率も上がるからです。
職種を聞かれたら正直に答える
申し込みの際、あえて「水商売」と伝えなくてもいいのでは?と思う方もいるのではないでしょうか?
確かにアルバイトとしてキャバ嬢やホステスをしている場合、「アルバイト」と記入すればわざわざ職種まで伝えなくてもいいように感じますね。
しかし、申込確認の電話がかかってきた際に、職種について詳しく聞かれる場合があります。
職種について聞かれた場合は必ず「キャバ嬢」「ホステス」などと本当のことを伝えましょう。
この時嘘をついても、在籍確認や提出書類などでバレる可能性が高いので、本来なら通ったはずの審査も、嘘をつくことで「信用できない人」と判断され審査落ちとなってしまうことも考えられます。
また、バレずにSMBCモビットの審査に通過し契約できたとしても、「虚偽の申告」は規約違反となるため、後からバレたときに強制的に解約となってしまうことがあります。
嘘の申告は絶対にやめましょう。
在籍確認を確実に乗り切る
SMBCモビットの審査では在籍確認が行われます。
以下のような書類を提出できる場合、職場への電話連絡を省くこともできる(WEB完結申込)のですが、キャバ嬢やホステス等の場合、提出できる方は少ないのではないでしょうか?
・全国健康保険協会発行の保険証(社会保険証)、組合保険証を持っている方
銀行の口座はあったとしても、保険証の提出が難しいですね。
個人事業主となっている場合は、国民健康保険となってしまうため、会社から発行された保険証がないはずです。
そのため、水商売の場合は職場への電話連絡を省くことが難しいようです。
モビットコールセンターへも確認してみましたが、やはり在籍確認は避けられないようです。
回答「会社名の入った保険証や源泉徴収票などをご提出いただければ在籍確認を省いて対応することは可能なのですが、おそらくそのような職種の場合、一部歩合制となっているのではと思われますので、会社から保険証や源泉徴収票などは発行されてはいないのではないでしょうか?そうなるとやはり在籍確認が必要になってしまいます」
会社から源泉徴収票を受け取れる方は省けるかもしれませんが、受け取れない方も多いと思うので、水商売の場合は基本的には在籍確認は行われるものと思っておいた方が良さそうですね。
在籍確認をどう省くかよりも、どう対応するかという点を考えたほうがいいかもしれません。
在籍確認を乗り切る方法
在籍確認があった場合、ここを乗り切らないとSMBCモビットの審査通過は難しくなってしまいます。
そのため、以下のような点に注意しましょう。
①店舗の電話番号で申込
申込時、勤務先は店舗名ではなく運営会社の名前を記入すると思いますが、電話番号は実際に勤めている店舗の番号にしておきましょう。
店舗の電話であれば、在籍確認の為に電話がかかってきても確認が取れますね。
※派遣の方は、派遣会社の電話で在籍確認が取れる場合、派遣元の電話番号でも可能です。
②店舗の営業時間をSMBCモビットへ伝えておく
キャバクラやクラブの場合、営業時間が夜間になるため、昼間に在籍確認の電話をかけても確認は取れませんね。
そのため、お店の営業時間が何時からなのかをあらかじめSMBCモビットへ伝えておくといいでしょう。
モビットコールセンターへも確認しましたが、SMBCモビットの営業時間内であれば、夜でも対応してくれるそうです。
回答「当社は朝9時から夜9時まで営業しておりますので、その営業時間内でありましたらご対応できます」
SMBCモビットへ申込を行うと、電話かメールで申込内容の確認が行われます。
この時、在籍確認が必要な場合「在籍確認を行いますが、大丈夫ですか?」と必ず確認されることになっているので、その際にお店の営業時間を伝えておくといいでしょう。
もしくは、申込後すぐにモビットコールセンターへ電話をかけ、在籍確認の時間や対応方法について相談してみてもいいでしょう。
SMBCモビットのスタッフはどなたも親切に対応してくれるので安心です。
③お店の人に本名を伝えておく
お店では源氏名で通っていて、一緒に働いている方でも本名を知らない方も多いかもしれませんね。
しかし、SMBCモビットの在籍確認は本名で行われます。
SMBCモビットへも電話で確認してみましたが、やはり源氏名で確認してもらうことは難しいようです。
回答「はい。いわゆる源氏名で確認するということはできません」
質問「源氏名で呼び出してもらって、本人が出てから本名で確認するということもできませんか?」
回答「はい。今はそのような対応はしておりません。必ず本名で行うこととしております。もし本名でのご確認が取れないようでしたら、審査はそこでストップしてしまうことになります」
本名以外での在籍確認ができないのであれば、電話を受ける方に本名を名乗っておくしかありませんね。
電話を受けると思われる方に本名を伝え、自分あてに電話がかかってくることも伝えておきましょう。
借入することをお店の人に知られたくない場合は、「クレジットカードの申込確認の電話」と伝えておくといいでしょう。
在籍確認は消費者金融だけではなくクレジットカード会社などでも行うため、不審がられないはずです。
アリバイ会社を利用しない
在籍確認だけ代行してくれる会社や、給与明細書等を偽装してくれる会社など、実際にはない架空の会社へ勤務しているように見せかけてくれる「アリバイ会社」というものがあります。
水商売の方の場合、賃貸契約の際などに利用する方も多いようですが、SMBCモビットへ申し込む際、このようなアリバイ会社を利用するのはやめましょう。
貸金業者ではこのようなアリバイ会社についてしっかり把握しているため、すぐにバレてしまいます。
バレてしまうと審査通過はできなくなりますし、今後SMBCモビットを利用することもできなくなってしまうでしょう。
万が一バレずに契約できたとしても、後から何かのきっかけでバレてしまった場合、強制解約処分となり突然借入残高の一括請求をされてしまうかもしれません。
在籍確認を何とか乗り切りたい、スムーズに審査に通過したい、と考える際にアリバイ会社はとても都合の良い存在に思えるかもしれませんが、このような会社を利用することは詐欺行為と同じです。
バレたときのリスクが高すぎるので絶対にやめましょう。
他社借入額は少なめに・虚偽の申告はしない
他社からも借入している場合は、可能な限り減らしておくことをお勧めします。
他社からの借入額は少なければ少ないほど、SMBCモビットの審査に通過しやすくなるため、可能であれば完済や解約をしておくとより安心です。
ただし審査通過を目指して、本当は借入があるのに「借入額0円」などの嘘の申告をすることは絶対にやめましょう。
他社からどれくらいの金額を借りているかは、個人信用情報の照会によってSMBCモビットへすぐにバレてしまいます。
バレた場合、「信用できない人、嘘をつく人」と判断され、審査通過が難しくなってしまいます。
延滞はしない
他社から借り入れがある場合は、絶対に延滞をしないように気を付けましょう。
長期的な延滞をしてしまうと個人信用情報に登録されてしまうからです。
SMBCモビットの審査の際には必ず個人信用情報をチェックするため、延滞した事実はすぐにわかってしまいます。
そして「過去に延滞したことがあるなら、今回貸してもまた延滞するかもしれない」と判断され、審査落ちとなってしまうことも考えられます。
今後の為にも、借りたら必ず返済する、期日を守る、ということを絶対に忘れないようにしましょう。
また注意しなければならないのが、クレジットカードの支払いや携帯電話料金の引き落としです。
「他社からの借入」と聞くとSMBCモビットと同じようなカードローンを想像する方が多いかもしれませんが、クレジットカードの支払いも後払い式の借り入れであるため、この支払い遅れもSMBCモビットの審査に影響を及ぼします。
また、携帯電話料金の支払いは借り入れと無関係のように思えますが、端末代金を利用料金と一緒に毎月分割で支払っている場合、この端末代もローンと同じ扱いになるのです。
もし支払いが遅れてしまうとこれもまた個人信用情報に登録されてしまうので注意しましょう。
1度に複数の会社へ申込まない
「水商売で審査に通過するか心配だから、何社かにまとめて申込をしておこう」と考える方もいるかもしれませんが、これは危険です。
場合によって、「多重申込」として審査に落ちてしまうこともあるからです。
借入の申込を行うと、個人信用情報に登録されます。
そして申し込みを受け付けた会社は必ず個人信用情報を照会し、良くない情報が記載されていないか確認しているのです。
この時、同じ時期に複数の会社へ申込んだ事実がわかると「お金にひどく困っている人かもしれない。返済能力は大丈夫だろうか?」と疑われ審査がストップしてしまいます。
多重申込=審査落ちというわけではありませんが、会社によっては多重申込の事実だけで審査に通過できないこともあります。
またもし通過できたとしても審査が通常よりも長引いたり、限度額を引き下げられる等の措置がとられる場合もあるため、短期間に複数の会社へ申し込むことはやめましょう。
最低でも3か月は働く
勤続年数は長い方がSMBCモビットの審査に有利になるようです。
また、キャバ嬢歴が長くても、勤続年数は新しい店に働き始めてから数えるため、お店を転々としている場合も注意が必要です。
実際、モビットコールセンターに電話をかけた際も、このような回答をいただきました。
回答「そうですね、審査次第となるため何とも言えないのですが・・・確かに勤続年数は長い方が有利かと思われます。また、お店を変えてすぐだと、新しい状況の中で、本名での在籍確認に対応してもらうよう頼みにくかったりするのではないでしょうか?」
審査次第となるため「絶対」というわけではないようですが、勤続年数(同じ店で働いている期間)は短いよりは長い方が有利なようですね。
さらに、在籍確認についても長く勤めているお店であれば「電話がくるので対応してほしい」と気軽に頼みやすくても、新しいお店でまだ慣れない状況では頼みにくくなることもあるかもしれませんね。
「勤続年数がどれくらいだと審査に通過する」などの明確な基準は教えてもらえなかったので、実際のところはわかりませんが、勤続年数1か月未満だと月収もどれくらいになるか判断できないため、最低でも同じ店で3か月以上は働いてから申し込むことをお勧めします。
(SMBCモビットへ収入証明書として給与明細書を提出する場合、直近2か月分の明細書が必要になります。給与明細書が発行されている場合、3か月以上働いていれば、2か月分を用意できますね)
