プロミスの貸金業法に基づくおまとめローンで借り換えはお得?

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プロミスには通常のカードローンの他に、おまとめ専用商品となる「おまとめローン」があります。

「おまとめローン」は、今抱えている2社以上の借り入れを他の金融機関から借り直すことで、返済負担を減らして前向きに完済を目指す方法です。

「お金を借り直すことで、どうして完済が目指せるの?」と思われるかもしれませんが、そこにはおまとめローンだからこそ毎月の返済額を減らせて返済期間を短くできる理由があるんです。

本記事では、プロミスおまとめローンの申し込み条件や金利、限度額等のスペック、申し込み方法、注意点などを詳しくご紹介しています。

すでに複数から借り入れがある方は返済負担を減らすことができるかもしれませんので、ぜひ「プロミスの貸金業法に基づくおまとめローン」の詳細をご覧になってみてください。


もくじ

プロミス「おまとめローン」の商品概要

融資額 上限300万円
金利(実質年利) 6.3%~17.8%
遅延利率 20.0%
返済方式 元利定額返済方式
返済期限 5日、15日、25日、末日から選択可能です。
※三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、ジャパンネット銀行以外の金融機関から口座振替で返済する場合の返済期日は毎月5日となります。
返済期間・返済回数 最終借入後最長10年・1回~120回
※相談のうえ決定されます
申し込み対象者 年齢20歳以上、65歳以下のご本人に安定した収入のある方
資金使徒 他の貸金業者からの借入金返済
借り換え対象となるローン 消費者金融・クレジットカードなどにおける借入れ(無担保ローン)。
※銀行のカードローン、クレジットカードのショッピングリボなどは除きます。
担保・保証人 不要

※融資額は申込時の借換え対象となるローン残高(元本)の範囲内に限ります。
※おまとめローンは返済のみで追加の借入れはできません。

プロミスおまとめローンは、他社の借り入れをプロミスで借り換えることで返済負担を減らし、完済を目指すためのローンになります。

複数社から借りているローンをプロミス1社にまとめて一本化することで、毎月の返済額や返済回数を減らして前向きに完済を目指すのです。

プロミスおまとめローンの特徴をチェックしてみましょう。

プロミス「おまとめローン」は総量規制の対象外となる

プロミスおまとめローンは総量規制の「例外」になっているので、すでに総量規制いっぱいまでお金を借りている人でも申し込むことができます。

私たちが消費者金融などの貸金業社からお金を借りるときの上限金額は、貸金業法の総量規制によって「年収の3分の1まで」と定められています。

年収300万円の人であれば、合計100万円までしか借りることができないのです。

しかし、複数社からの借り入れを他社で借り直す場合、年収の3分の1までしか借りられなければ融資を受けることができないこともあります。

例えば、年収300万円で100万円の借金を抱えている場合、すでに総量規制いっぱいまで借り入れをしていることになるので、総量規制の対象になる新たな借り入れはできないことになります。

プロミス「おまとめローン」は総量規制の制限を受けない融資なので、年収の3分の1以上の金額でも借りることができるのです。

返済日を毎月1回にまとめることができる

3社からの借り入れがある場合、返済日は毎月3回やってくることになり、管理が大変だったり返済に追われる精神的負担も多いことになります。

複数の借り入れをプロミスに一本化すれば今後の返済はプロミスだけになるので、返済回数は月に1回だけになります。

プロミスの貸金業法に基づくおまとめローンを利用すれば、精神的な負担も大幅に軽減されることになるでしょう。

毎月の返済額が少なくなる可能性も

例えば、A社から50万円、B社から30万円、C社から20万円の合計100万円を、それぞれ金利18%で借りているとします。

消費者金融の金利の上限は利息制限法によって次のように定められています。

▼利息制限法による上限金利
元本の金額(限度額)が10万円未満のときの上限金利:年20.0%まで
元本の金額(限度額)が10万円以上から100万円未満のとき上限金利:年18.0%まで
元本の金額(限度額)が100万円以上のときの上限金利:年15.0%まで

100万円未満の借り入れの場合は金利を18.0%にできるのですが、100万円以上になると15.0%までしか設定できないように法律で定められているのです。

つまり、金利18.0%でA社から50万円、B社から30万円、C社から20万円で借りている分をプロミスおまとめローンで100万円にまとめることができたら、金利は必ず15.0%まで下がることになるのです。

金利が下がれば毎月の返済額も少なくなりますし、返済総額も少なくなります。

プロミス「おまとめローン」の返済例

ここでは次の3社からの借り入れをプロミスおまとめローンで借り換えした場合の返済例を確認してみましょう。

▼現在の借入(金利はいずれも18.0%)

A社 B社 C社
借入残高 90万円 80万円 30万円
返済期間・回数 5年・60回 5年・60回 5年・60回
毎月の返済額 22,734円 20,208円 15,156円
返済総額 1,363,949円 1,212,397円 909,279円

 

・毎月の返済額の合計:58,098円
・A社+B社+C社の返済総額:3,485,625円

借入額は200万円ですが、このまま返済を繰り返してしまうと返済総額は約350万円になってしまいます。

また、これから先5年間も毎月6万円を返済し続けるのはかなり苦しいのではないでしょうか。

この合計200万円の借り入れをプロミスおまとめローン(金利15.0%)で借り換えて、5年(60回)で返済する場合は、毎月の返済額は47,365円、返済総額は2,841,800円になります。

▼プロミスおまとめローンの返済例

借入残高 200万円
返済期間・回数 5年・60回
毎月の返済額 47,365円
返済総額 2,841,800円

 

借り換え前よりも毎月の返済額は10,733円も少なくなり、返済総額も約65万円の減少になります。

非常に効果の高い借り換えであることがわかりますね。

プロミス「おまとめローン」は最長10年で返済可能

上記の例では5年で完済できるようにシミュレーションしてありますが、プロミスおまとめローンは最長10年以内で返済計画を立てることができます。

返済期間を長くすると毎月の返済額をさらに減らすことができます。

ただし、返済期間が長くなればなるほど利息が増えてしまうので返済総額も増えることになります。

自分の収入と生活に合わせて、無理のない返済計画を立てるようにしましょう。

プロミス「おまとめローン」のメリット

プロミスおまとめローンの概要や返済例がわかったところで、次はメリットを確認しておきましょう。

毎月の返済額・返済回数・返済総額を減らすことができる

プロミスおまとめローンで借り換えを行うと、毎月の返済額を減らすことができます。また、複数あった返済日も毎月1回にできますし、返済総額も少なくできます。

生活への負担を減らすことができる

それぞれの借入先に返済するとなると、返済金額も返済日もバラバラの状態です。これを管理するだけでも面倒です。この返済に追われている状態は生活も圧迫していることでしょう。

プロミスおまとめローンで借りれば返済日は毎月1回だけになりますし、返済金額も一定です。毎回の返済負担、生活への影響を大きく減らすことにつながります。

「完済」の達成感と経験値を得られる

3社からの借り入れをプロミスおまとめローンで借り換えた場合、この3社の借金はすぐに完済できるので解約することも可能となります。

長く苦しかった返済から解放されて解約できるというのはひとつの達成感になりますし、「これからは無理のない金額をプロミスだけに返済すれば良い」という希望があることで気持ちも明るくなるのではないでしょうか。

完済という経験をすることで、生活再建に向かって大きな一歩を踏み出せると思います。

ストレスや精神的な負担も減らすことができる

プロミスおまとめローンの返済例でご紹介したケースでは、借り入れ残高200万円に対して毎月の返済額の合計は58,098円、返済総額は3,485,625円になっていました。

自分が借りたお金とはいえ、200万円に対して利息が約150万円も必要なんです。そう考えると頑張って返済したくても心が折れそうになります・・・。

プロミスおまとめローンを利用できれば返済計画をゼロから立て直すことができますし、毎月の返済負担を減らしたければ返済期間を長くすることもできます。

「いつもいつも返済に追われている」「借金のことばかり考えている」という状態から解放されると精神的に非常に楽になります。

プロミス「おまとめローン」デメリット・注意点

メリットが多いように思えるプロミスおまとめローンには、どんなデメリットや注意点があるのでしょうか?

貸金業社以外の借り入れは対象外になる

プロミスおまとめローンの借り換え対象になるのは、貸金業社からの借り入れのみとなります。

銀行カードローン、クレジットカードのショッピング枠利用、ショッピングリボなどの返済はおまとめローンに含めることができません。

3社からお金を借りていて、そのうち1社が銀行カードローンである場合、この銀行カードローンを除く2社の借り換えとして申し込みをすることは可能です。

ただしこの場合、今後の返済が「プロミスおまとめローン+銀行カードローン」となってしまうので、おまとめローンの審査はかなり厳しいものになるでしょう。

アイフルのおまとめローンの「おまとめMAX」「かりかえMAX」なら銀行カードローンや、クレジットカードのリボ払いも借り直すことができるので、こういった貸金業者を検討した方が良いかもしれません。

審査はプロミスのフリーキャッシングより厳しくなる

おまとめローンは、すでに多額の借り入れがある人に融資を行うことになるので、審査は甘くはありません。

少なくとも、プロミスの通常カードローンである「フリーキャッシング」よりは慎重に審査が進められることになるでしょう。

他社の返済を延滞している場合は、非常に厳しい審査になります。

返済期間を長くしすぎると返済総額が増えることがある

これも注意が必要なのですが、おまとめローンの返済期間はプロミスに相談のうえ、無理のない期間で設定することができます。

しかし、毎月の返済額を減らすために返済期間を長く設定してしまうと、おまとめローンで借り直す前よりも返済総額が増えることがあるんです。

前の項目でシミューションしたこちらの例で、再度比較してみます。

A社 B社 C社
借入残高 90万円 80万円 30万円
返済期間・回数 5年・60回 5年・60回 5年・60回
毎月の返済額 22,734円 20,208円 15,156円
返済総額 1,363,949円 1,212,397円 909,279円

 

・毎月の返済額の合計:58,098円
・A社+B社+C社の返済総額:3,485,625円

借り入れ残高200万円をプロミスおまとめローン(金利15.0%)、返済期間は5年で完済する計画で借り換えた場合、毎月の返済額は47,365円、返済総額は2,841,800円になります。

同じ200万円(金利15.0%)を返済期間10年で返済する計画で借り換えると、毎月の返済額は32,016円まで抑えることができますが、返済総額は3,841,721円になり借り換え前よりも増えてしまいます。

借り換え前 5年・60回返済でおまとめローン借り換え 10年・120回でおまとめローン借り換え
借入残高 200万円 200万円 200万円
返済期間・回数 5年・60回 5年・60回 10年・120回
毎月の返済額 58,098円 47,365円 32,016円
返済総額 3,485,625円 2,841,800円 3,841,721円

 

返済期間はプロミスのスタッフに相談しながら決めることができるので、不明点はしっかり確認して、よく考えて設定するようにしましょう。

プロミス「おまとめローン」の申し込み方法

プロミスおまとめローンの申し込み方法は、

・自動契約機
・プロミスコール(お電話)

のいずれかになります。

※プロミス「おまとめローン」はインターネット申し込みには対応していません。

プロミスの自動契約機でおまとめローンに申し込む

必要書類を持参してプロミスの自動契約機に行って申し込みをすることができます。

プロミスの自動契約機の営業時間は平日土日ともに9:00~21:00となっています。

※一部店舗で営業時間が異なることがあります。必ず最寄りの店舗の営業時間を確認してください。

▼自動契約機での申し込み手順

手順1:必要書類を持って自動契約機に行きます。

手順2:画面の案内に従って、申し込み手続きを行います。

手順3:申し込み内容に基づいて審査が行われますので審査結果を待ちます。

手順4:契約を結びます。契約は自動契約機に行くことができればその日のうちに完了します。

手順5:プロミスが利用者の名義で各債権者に振込を行います。

⇒プロミス 自動契約機の使い方は?カード発行までの流れ

プロミスコール(お電話)でおまとめローンに申し込む

プロミスコール(0120-24-0365)に電話をかけておまとめローンに申し込むこともできます。

電話の場合、プロミスのスタッフさんに聞かれることを口頭で答えないといけないので、申し込み手続きに時間がかかることが予想されます。

ただ、「審査結果が出てから自動契約機に行って契約する」という手順が可能なので、「せっかく自動契約機から申し込みをしたのに審査に落ちた」という最悪の状態を防ぐことが可能となります。

手順1:プロミスコール(0120-24-0365)に9:00~21:00の間に電話をかけて、自営者カードローンを申し込みたいことを伝えます。

手順2:審査に必要な項目をオペレーターさんが聞いてくるので回答してください。

手順3:審査が行われます。電話を切って結果を待ちます。

手順4:審査結果が出ますので契約をします。契約手続きは自動契約機または郵送で行います。

手順5:プロミスが利用者の名義で各債権者に振込を行います。

プロミス「おまとめローン」の必要書類

プロミスおまとめローンの必要書類は、本人確認書類と収入証明書類の2種類になります。

本人確認書類 収入証明書類
・運転免許証
または
・パスポート・マイナンバーカード※1
・健康保険証+住民票
・健康保険証+公共料金の領収書
・在留カードまたは特別永住者証明書(外国籍の方)
▼下記の現在のお勤め先の収入について記載のものをいずれか1点
・源泉徴収票(最新のもの)
・確定申告書(最新のもの)
・税額通知書(最新のもの)
・所得(課税)証明書(最新のもの/「収入額」と「所得額」の記載があるもの)
・給与明細書(直近2ヶ月分)+賞与明細書(直近1年分)
※賞与明細書はお持ちであれば提出してください

※1.個人番号(マイナンバー)が記載されている本人確認書類または収入証明書類などを提出いただく際は、個人番号(マイナンバー)が記載されている箇所を見えないように加工して提出してください。
 

フリーキャッシングでは収入証明書の提出は必須ではありませんが、プロミスのおまとめローンでは本人確認書類と収入証明書の両方が必須書類となっていますのでご注意ください。

プロミス「おまとめローン」の返済方法は?

プロミス「おまとめローン」で借りたお金の約定返済方法は、契約時に以下の2つの方法から選択することができます。

・ローンカードを使ったATM返済
・口座振替(口フリ)

他にも銀行振込なども可能なのですが、約定返済は毎月決まった日(金融機関休業日は翌営業日)に行うので、返済方法も固定しておいたほうがうっかり返し忘れることがありません。

ローンカードを使ったATM返済

おまとめローン契約をする際にプロミスローンカードが発行されますので、このカードを使ってATMから返済を行います。

利用可能なATMは、
・プロミスATM
・三井住友銀行ATM
・その他の提携金融機関ATM

になります。

このうち、プロミスATMと三井住友銀行ATMは返済手数料がかからないので、どちらかを使って返済するようにしましょう。

提携ATMは10,000円未満の返済なら110円、10,000円超ななら220円の手数料がかかります。

ただ、プロミスATMに出入りするところを知り合いに見られたくないと感じる方は多いでしょうし、三井住友銀行ATMが設置されていない地域もたくさんあります。
ATM返済がやりにくいと感じる場合は、口座振替を設定すると良いでしょう。

口座振替(口フリ)

口座振替は毎月の返済日に自動的に口座引き落としで返済できる方法です。

返済の手間がかからないので、預金残高にだけ気をつけておけば一切手間をかけることなく毎月返済することが可能です。

ただし、口座振替で返済する場合は2つの注意点があります。

返済日が異なる場合がある

プロミスの返済日は、毎月「5日、15日、25日、末日」から選択可能です。

口座振替で返済を行う場合、引き落とし金融機関が以下の銀行であれば5日、15日、25日、末日から返済日を選択することができます。

▼引き落とし日を選択できる金融機関
・三井住友銀行
・三菱UFJ銀行
・みずほ銀行
・ゆうちょ銀行
・ジャパンネット銀行

この5つ以外の金融機関から口座振替返済を行う場合、毎月の返済日は「5日」に固定されます。(金融機関休業日は翌営業日)

例えば、毎月のお給料日が10日の場合、毎月5日はちょっとお財布が厳しくなる時期なのではないでしょうか。

残高不足になると延滞となってしまいますので、十分に注意しなければいけません。

約定返済額しか引き落とされない

口座振替返済で引き落とされる金額は、毎月の約定返済額のみです。

毎月の返済額が20,000円であれば、完済するまで20,000円の引き落としになるのです。

できるだけ多く返済した方が早期完済を目指せるので、経済的余裕がある時はローンカードを使ってATMから追加返済を行うことをおすすめします。

<参照>
おまとめローン|消費者金融のプロミス公式サイト
プロミスで借り換え!貸金業法に基づくおまとめローンについて

プロミス「おまとめローン」は追加返済も可能

おまとめローンは、返済額が大きく返済期間は長くなりがちなので、特に事情がなければ基本的には口座振替を設定して返済することを強くおすすめします。

ただ、上の項目でもお伝えしたとおり、口座振替で返済できる金額は約定返済額のみですので、余裕がある時にはどんどん追加返済を行うのが堅実に返済できる方法になります。

⇒プロミスの返済方法・返済額・返済日は?繰り上げ・一括返済も可能?

プロミス「おまとめローン」の審査は厳しいの?

プロミスおまとめローンの審査は、甘くはないと思っておきましょう。

なぜなら、おまとめローンはすでに複数の借り入れがある人を対象にしているものなので、どこからもお金を借りていない人と比べると返済能力が高いとは言えません。

また、プロミスおまとめローンで完済した後は、他社の借り入れ枠は全額復活することになります。

A社:90万円、B社:80万円、C社:30万円をプロミスおまとめローンで完済した場合、A社からは90万円、B社からは80万円、C社からは30万円を改めて借りることができるわけです。

再びお金を借りてしまうと、プロミスおまとめローンの返済能力も下がってしまいますので、そこも加味されたうえで審査が行われることになるでしょう。

少なくとも、
・すでに他社返済を延滞している人
・プロミスの返済を延滞したことがある人
・申し込み内容に虚偽の申告があった人
・おまとめローンを利用しても完済のめどが立たない人

などは審査に通ることができません。

⇒プロミスの審査基準は?審査受付時間や審査落ちの原因について

おまとめローンで借りたお金はどうやって債権者に返済されるの?

プロミスおまとめローンで借りたお金は、各債権者にプロミスから直接返済されることになるので、現金を受け取ることはできません。

A社:90万円、B社:80万円、C社:30万円の返済のためにプロミスおまとめローンでお金を借りたとします。

利用者は、A・B・C社それぞれに返済日(プロミスからの振込日)時点の借入残高(元金+利息)と、振込先の口座情報を確認してプロミスに伝える必要があります。

この点は勘違いされやすいのですが、おまとめローンで借りたからといってプロミスと各債権者間で自動的に返済が行われることはありません。

プロミスは「利用者の名義で必要な金額を振り込む」だけなので、金額と返済先口座情報などの一括返済に必要な情報は自分で確認しなければいけないのです。

これらの情報をプロミスに伝えたら、プロミスの方から利用者の名義で各債権者に返済してもらえます。

プロミス「おまとめローン」のQ&A

プロミスのおまとめローンの内容やメリット・デメリット、申し込み方法などが分かったところで、Q&Aでさらにおまとめローンの疑問点を解決していきましょう。

プロミス利用者じゃないと申し込みできないの?

プロミスおまとめローンは、プロミスの既存客でなくても申し込みは可能です。

ただし、いきなりおまとめローンに申し込みをした場合、審査難易度がさらに上がることが予想されます。

プロミスの通常のカードローン商品となるフリーキャッシングの場合、初めて申し込みをする人は限度額は低く金利は高くなるのが普通です。

審査によって返済能力は推測できても、延滞せずにきちんと返済してくれる人かどうかもわからない状態でお金を貸すわけなので、審査が慎重になるのは当然と言えば当然でしょう。

おまとめローンはなおさらです。

すでに借金を抱えている人に多額のお金を貸すことになるので、他社の返済状況やクレジットカードの利用状況などの信用情報はしっかりと照会されますし、返済能力に直結する収入の安定性や年収も重要なポイントになります。

プロミスに初めて申し込みをする人でも、おまとめローン審査に通る可能性はあるのですが、「プロミスからの借り入れを1度も延滞せずに返済し続けている人」と比較すると厳しくなると思っておきましょう。

希望額未満の金額で可決されることもあるの?

200万円のおまとめローンを希望した場合に、「200万円は無理ですが120万円だったら融資可能です」と言われることはあるのでしょうか?

結論を言ってしまうと、これはありません。

200万円を希望して申し込みをした場合は、「200万円を貸せるか否か」で審査されることになるので、「この人に200万円貸しても貸し倒れになるだろう」と判断されてしまったらそこで審査終了になり、おまとめローンは否決となります。

現金を受け取ることはできないの?

プロミスおまとめローンで現金を受け取ることはできません。必ずプロミスから各金融機関に振込返済されることになります。

プロミスから各債権者に返済するときに手数料はかかるの?

プロミスから各債権者に返済する際に発生する振込手数料はプロミスの負担になり、利用者が支払う手数料はありませんのでご安心ください。

プロミス「おまとめローン」で完済した他社のカードローンは解約しないといけないの?

プロミスが各債権者に完済したら、その金融機関からもらっている借り入れ枠は全額復活することになります。

100万円を完済したら、改めて100万円を借りることができるようになるんです。

この状態はおまとめローンで融資しているプロミスにとっては望ましくありません。新たに借り入れをされてしまうとプロミスに対する返済能力が落ちてしまうことになるので、できれば避けたいと考えているのです。

そのため、プロミスから「以前借りていた貸金業社から、再度お金を借りることは避けてください」という案内はあります。

場合によっては、プロミスから解約証明書の提出を求められることがあるかもしれません。

いずれにしても、自分自身の将来のために新たな借り入れを増やすのは避けるようにしましょう。

プロミス「おまとめローン」審査でも在籍確認があるの?

すでにプロミスと契約している既存客であれば在籍確認は行われません。おまとめローンがプロミスからの初めての借り入れであれば在籍確認があります。

プロミスの在籍確認は原則として勤務先への電話確認になります。

⇒プロミスは内緒で借入可能?在籍確認はある? バレずに借りるコツ

プロミス「おまとめローン」を断られた!どうすればいい?

プロミスでおまとめローン審査に落ちてしまった場合の対応方法は3つ考えられます。

他の金融機関のおまとめローンを探してみる

ひとつはプロミスとは別の金融機関のおまとめローンを探すことです。

おまとめローンを提供している金融機関は他にもあるので、他社も検討してみると良いでしょう。

<参考>大手消費者金融・銀行カードローンのおまとめローン

金融会社 商品名 限度額 金利
アコム 貸金業法に基づく借換え専用ローン 300万円 7.7%~18.0%
アイフル かりかえMAX・おまとめMAX 800万円 3.0%~17.5%
ノーローン おまとめローン 400万円 10.5%~18.0%
中央リテール 貸金業法に基づくおまとめローン 500万円 10.95%~13.0%
東京スター銀行 おまとめローン(スターワン乗り換えローン) 1,000万円 12.5%
ライフカード サポートローン 500万円 12.0%~16.5%

 

ただし、消費者金融に申し込みをした記録は、信用情報機関に6ヶ月間保存されることになります。

プロミスおまとめローンの審査に落ちた直後に他社に申し込みをしてしまうと、「この人は次々におまとめローンに申し込んでるけど、よほど返済が苦しいのかな?」と不安に思われてしまいます。

万が一審査に落ちてしまったら、少なくとも1ヶ月以上は期間を空けてから他社に申し込みをした方が良いでしょう。

債務整理を検討する

借り入れ件数、借り入れ金額によっては、おまとめローンで完済を目指すよりも、債務整理を行なって借金を減額したり場合によっては自己破産で全額免責とした方が生活の再建を目指しやすいこともあります。

債務整理は法律に基づいて借金を減額・免責にする方法なので、相応のペナルティもあります。そのため慎重に検討する必要がありますが、非常に多くの全国の弁護士・司法書士が債務整理に関する相談は無料で受け付けています。

「借金生活から1日でも早く解放されたいけど、どうしたらいいかわからない」という場合は無料相談だけでも行なってみると解決の糸口が見えてくるかもしれません。

借入先に相談してみる

現在返済を行なっている金融機関に、金利の引き下げや返済方法の変更をお願いしてみるという方法もあります。

新規融資をストップすることと延滞せずに返済することを条件として、金利を引き下げてもらえたという事例もありますので、債務整理だけは避けたいという場合はこの方法も検討してみると良いでしょう。

プロミス「おまとめローン」で借りた後に注意することはある?

プロミス「おまとめローン」でお金を借りた後に最も気をつけたいことは、新たな借り入れをしないことです。
繰り返しになりますが、おまとめローンで借り換えに成功したら既存の借金は完済となりますので、借り入れ限度額が最大まで回復することになります。

今まで返済に追われていたのにいきなり多額の借り入れ枠ができることで、油断しているとまたお金を借りてしまいたくなるかもしれません。

おまとめローンで完済した後は、「もう2度とお金を借りないぞ!」と誓うくらい心を強く持って、カードローンは解約してしまいましょう。

ちなみに、プロミスが途上与信を行なったら他社からの借り入れはすぐにバレてしまいます。


 
 
     

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